IRF-DUAL TOPは、同社のハイゲイン・アンプ・シリーズ、「IRONHEART」のトーンを小型の筐体に落とし込んだ60Wポータブル・アンプです。同時発売の「LEAD TOP」にリバーブ、DI出力、チャンネルごとに独立したゲイン/ボリューム・コントロールが追加されたモデルです。
小型ながらも「CLEAN」と「LEAD」の2チャンネルを搭載し、それぞれに個別のゲイン/ボリューム・コントロールとヴォイシング・スイッチが設けられています。ヴォイシング・スイッチでは高音域をプッシュし低音域をほんの少し削る「BRIGHT」、低音域をプッシュしてウォームなサウンドへと変化させる「DARK」、音色を変化させない「NEUTRAL」の3種類からヴォイシングを選択することが可能で、ギターや演奏場所の特性に合わせたサウンドの微調整が可能となっています。
「BASS」、「MIDDLE」、「TREBLE」の3バンドEQやブースト、リバーブのコントロールは両チャンネル共通となっています。フット・スイッチでのON/OFFにも対応するブースト回路はプリアンプ部の前段に配置されており、「LEAD」チャンネルのゲインをさらに高めたり、「CLEAN」チャンネルのサウンドにハリを与えるなどの用途が期待できます。リバーブについては同社のリバーブ・ペダル、「Secret Path」のアルゴリズムをベースとした、スタジオ・クオリティの高品位なスプリング・リバーブが搭載されています。
小型ながらも、背面の入出力系統は非常に充実しています。
エフェクト・ループ、フット・スイッチ入力などに加えてパワー・リダクション機能、ヘッドフォン出力、AUX INなども搭載しており、場所を選ばず使える便利な仕様です。またDI出力の搭載によりライブで直接PAミキサーに信号を送ることも可能であるほか、スタジオでのサイレント・レコーディングなどにも使える汎用性の高い一台に仕上がっています。
同時に発売された「Laney IRF-LEAD TOP」は本機に搭載されているリバーブ、DI出力、独立したゲイン/ボリューム・コントロールなどの機能が搭載されていないものの、本機と比較して小さく軽いため可搬性に優れている、というメリットもあります。より高い汎用性を求めるのであれば、本機をチョイスするのがよいでしょう。
出力 | 60W |
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仕様 | ■出力:60W RMS(<1Wにリダクション可能) ■コントロール:GAIN, VOLUME, CLEAN/LEAD toggle switch, NEUTRAL/BRIGHT/DARK toggle switch, BASS, MIDDLE, TREBLE, BOOST, WATT(MAX/<1W) toggle switch ■接続端子:INPUT, HEADPHONE, AUX IN, EFFECTS LOOP(FX SEND/LINE OUT, FX RETURN), REMOTE, LOUDSPEAKER ■入力インピーダンス:1MΩ ■ライン出力インピーダンス:100Ω ■電源:Regulated 24V 2.5A 60W DC(付属) ■スピーカーアウト:8-16Ω ■寸法:161(H) × 287(W) × 182(D) mm ■重量:3.5kg |
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