AD30HTCは、クラスA回路を使用したクリーン/リード独立2チャンネル仕様のアンプヘッド。オレンジの初期定番コンボアンプ「AD30」のスムースでスウィートなトーンとパワフルなディストーション・サウンドを、アンプヘッドにバージョンアップさせたモデルです。
コントロールはそれぞれのチャンネルにMaster Volume、Gain 、Bass、Midlle、Trebleを装備。チャンネル1は厚くクリーミーなクリーントーン~クランチ、チャンネル2はわずかにタイトで立ち上がりの速いハイゲインといったセッティングが可能。「VOX AC30」や「Matchless DC30」あたりのトーンを彷彿とさせるブリティッシュ系ヴィンテージ・サウンドが特徴です。
出力 | 30W |
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仕様 | ■真空管:プリアンプ 4 X ECC83、パワーアンプ 4 X EL84 ■寸法:55cm X 24cm X 24 cm ■重量:21 kg |
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No.2647:フルドライブ 2014年4月13日
【アンプの魅力】
見た目がまず良いですね(笑)かわいいし目立つので特にライブ時の存在感はORANGEでしか出せないと思います。
クリーン&リードの独立2chなので、ライブ、レコーディングで問題無く使えます。
【サウンド】
クリーンch シングルコイル搭載ギターで試奏
少しロー感が足り無いと感じますが、ハイの抜けは良く、カッティング、アルペジオ共にハリのあるサウンドです。単音での速いパッセージの場合、少し音が軽いので太く甘い音が好みの場合はハムバッカーの方が合うかもしれません。
ドライヴch シングルコイル搭載ギターで試奏
まさにORANGE特有のジューシーなドライヴサウンドです。
独特の粘りがあり、パワーポップ、シューゲイズ好きの方はど真ん中のサウンドでしょう。ギターソロ時の単音弾きでもしっかりとサスティーンが有り、弾いていて気持ち良いサウンドです。
クランチまで歪みを抑えると、ブルースギタリストも美味しい音域を発信してくれます。
【他のアンプと比較して】
スタンダードなマーシャルJCM2000と比較しました。
荒っぽさはありませんが、レコーディング時、音の密度の差が顕著に現れる程しっかりとしたサウンドです。
クリーン、リード共に 余裕のある音 ですね。
【機材とのマッチング】
ディレイ&クリーンブースターを繋ぎました。
エフェクトの乗りも良く、クリーン、リード時にノイズが乗る事もありません。
薄くディレイを掛けっぱなしにし、ソロ時の音量上げでブースターをオン。
これだけで成立する位のクオリティを秘めています。
各チャンネルの切り替えもスムーズで、違和感無く切り替えれます。