メーカー | SHINOS |
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カテゴリ | コンボアンプ |
発売時期 | 2020年 |
価格 | 279,400 円 (税込) ※1 |
SHINOS ROCKETは、高品位なアンプの製造で著名な「SHINOS AMPLIFIER COMPANY」と「Lee Custom Amplifier」のコラボレーションにより誕生した、小型で軽量でありながら、シーンを選ばず楽しめる本格的なサウンドと豊富な機能が魅力の日本製チューブ・アンプです。
SHINOS AMPLIFIER COMPANYは、2006年の創業から今年で15年目を迎える日本のアンプ・メーカーで、山下達郎、星野源、THE MODS、SCANDALなどの著名なミュージシャン達に使用されており、まさに日本製アンプ界の雄とも言うべきブランド。自社製造によるポイント・トゥー・ポイント、ハンドワイヤードの回路を採用したチューブ・アンプを作り続けてきました。代表の篠原勝氏は日本では珍しいアンプ・ビルダーであるのに加えてギター・テックでもあり、上記のアーティスト達のサポートを行う中で得た、現場からの経験を活かした実戦的なアンプは非常に魅力的です。
そしてLee Custom Amplifierは、2018年に創業したばかりの新興のアンプ・メーカー。代表の李剛浩氏はVOX社にてチーフエンジニアを務め、エフェクターやアンプの回路の設計やサウンド・ディレクションを行ってきたキャリア豊富なビルダーで、VOX社から独立しLee Custom Amplifierを設立しました。両氏の知識やノウハウを存分に発揮し、「サウンドに妥協することなくコンパクト、多機能、低価格」なアンプとしてリリースされたのが、この「ROCKET」です。
コンボ・タイプのアンプということもあり、注力されているのはアンプ部のみではありません。コンパクトでかつ軽量なアンプでありながらダイナミックな低域を維持すべく、ローエンドへの影響が大きいバック・パネルの仕様に着目し、様々なタイプのバック・パネルを試用した上で最適なタイプを決定しているなど、サウンドへの妥協を許さない両氏の姿勢が感じられる本格的なアンプです。
前面のコントロールはゲイン、マスター(ボリューム)に2バンドEQと1ノブ・コントロールのリバーブのみと、設計者の自信が窺えるシンプルな構成です。リバーブにはスプリング・リバーブを採用しており、ウォームでナチュラルなリバーブ効果を得ることができます。
アンプ背面のSEND/RETURNはペダル・タイプのエフェクターのレベル、インピーダンスにマッチングされており、空間系のエフェクターなどの機能を存分に発揮させることができます。
背面にコントロールを備えるトレモロは「SPEED」と「DEPTH」の2ノブ・コントロール。VOX社のものを参考にした回路が搭載されており、こちらも高品位なサウンドを楽しむことができます。
出力を30W/3W/0.3W/MUTEの4種類から選択することができるアッテネーターを搭載しており、大きな音を出すことができない自宅等での練習からレコーディング、そしてライブまで幅広いシチュエーションに対応が可能です。ヘッドフォン・アウトにはキャビネット・シミュレーターも搭載されており、音を全く出すことができない環境でも本格的なサウンドを楽しむことができます。
本機のパワー管は好みに合わせてEL34と6L6GCの2種類から選択できます。EL34はマーシャル・アンプへ搭載されることが多く、ダーティな英国的なサウンドを志向するプレイヤー向けです。一方6L6GCはフェンダー社の大型のアンプに搭載されており、カラっとしたアメリカン・サウンドを求めるプレイヤーはこちらを選択するのがいいでしょう。また、好みに合わせて差し替えることも可能です。
出力 | 30W/3W/0.3W/Mute |
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仕様 | ■コントロール:フロント・パネル...Gain, Treble, Bass, Reverb, Master Volume、バック・パネル...Send, Return, Impedance select 4ohms or 8ohms, Tremolo : Speed, Depth ■真空管:プリアンプ部...3 × ECC83、パワーアンプ部2 × EL34 or 2 × 6L6GC ■スピーカー:Eminence Red White and Blues,1×12″ 8Ω,120W ■スピーカーアウト: ■寸法:370(W) × 235(D) × 465(H) (mm) ■重量:14kg ■カラー:Ivory, Black, White, Red, Navy, Green |
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