メーカー | Jet city amplification |
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カテゴリ | ヘッドアンプ |
価格 | 53,784 円 (税込) ※1 |
Jet Ctiy フラッグシップ・モデルのヘッドアンプ。100W大出力、2チャンネル仕様、SOLDANO 直系のハイゲイン・サウンドを再現しながら 5万円前後 という価格帯を実現。クリーントーンからクランチ〜オーバードライブ、ヘヴィメタルにも対応できるハイゲイン・サウンドを提供します。
出力 | 100W |
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仕様 | ■真空管:12A×7×5、6L6x4 ■コントロール:PRIAMP(CRUNCH/OVERDRIVE), BASS, MIDDLE, TREBLE, MASTER(CRUNCH/OVERDRIVE), PRESENCE ■エフェクトループ ■フットスイッチ付属 ■寸法:63.5W×24H×24D cm ■重量:19.8kg |
No.2636:フルドライブ 2014年4月8日
1 使用感
各つまみ、操作性については非常にわかりやすく、初心者でも問題無く扱えるでしょう。
2 サウンド
ドライヴチャンネルについて
かなり歪ませた状態で弾いてみると、しっかりとしたローエンドを発動させてくれる。
重めのジャンルにも対応出来る深い歪みまでカバーしており、アンプ単体でもいわゆるディーストーションサウンドまで持ち上げる事が可能。
歪みを抑えたクランチサウンドにした場合、音に深みが足りず少し安っぽい印象を受ける。
クリーンチャンネルについて
無駄なノイズは無く、しっかりとしたローエンドは健在。
パキパキしたハイは抜け重視のシングルコイルの優位性を消してしまうと感じた。
レスポールに代表されるハムバッカーを使用の方は、違和感無いでしょう。
どちらのチャンネルも各イコライザーの効きは良い方なのですが、おいしいミッド感の調整は詰めが甘いと感じました、私が使用するならばイコライザーは必須です。
3 他の類似する機材との比較
スタンダードなマーシャルと比較しました。
歪みに関してはマーシャルの荒々しさは出ませんが、特有の密度の濃い(特に5、6弦でのブリッジミュート)音像は、この機種の押すべき点ではないでしょうか?
4 連携機材とのマッチング
やはりハムバッカー搭載ギターで、アンプのみで作るナチュラルなドライヴサウンドが一番合う様に思います。クリーンブースター使用で、ソロ時の音量上げが出来れば尚良しだと思います。
特筆すべき点
まずこの価格帯ではずば抜けてクオリティが高い事を揚げておきたい。
歪みのクオリティは上位価格帯のアンプと遜色無い程です。