KATANA-210B & 110Bは、BOSSの最新技術とノウハウが凝縮された「KATANA Amp」シリーズでは初となるベース・アンプです。サウンドの質と安定性、自宅での練習からレコーディング、小規模なライブにまで使用できる汎用性が1台に詰め込まれたアンプです。

基本的なコントロール

AMPILIFIERセクション

「TYPE」ノブでアンプのタイプをビンテージ、フラット、モダンの3種類から選択します。
「GAIN」ノブでアンプの入力ゲインを設定し、「VOLUME」ノブでスピーカーやヘッドフォンに出力される音量を調節します。
「PAD」ボタンを押すと入力の感度が低くなり、ベースなど出力の大きな楽器を使用した際に発生する歪みを防ぐことができます。
「SHAPE」ボタンはアンプの音質を変化させるコントロールで、緑、赤、橙の3種類から選択することができます。
最終的な音量は、MASTERセクションの「VOLUME」ノブで調節します。

EQUALIZERセクション

イコライザーは「BASS」、「LOW MID」、「HIGH MID」、「TREBLE」の4バンドEQで、それぞれ低音域、中低音域、中高音域、高音域を調節します。「LOW MID」ノブ、「HIGH MID」ノブ直上のボタンを押すことで、フリーケンシーを緑、赤、橙の3種類から選択することができます。

その他のコントロール

「INPUT FX」ノブ、「EFFECTS」ノブで内蔵されているエフェクト（「INPUT FX」は入力段に搭載）のかかり具合を調節します。このノブはスタックノブ（2連ノブ）になっており、「INPUT FX」ノブは内側でDRIVE、外側でCOMPを、「EFFECTS」ノブはワウやディレイ、コーラスやリバーブなどのエフェクトをそれぞれ調節します。
また、「EFFECTS」ノブ右下にはディレイタイムの設定に便利なタップボタンが装備されています。

「BLEND」ボタンでドライ音のブレンドを行う周波数帯域を緑、赤、橙の3種類から選択し、「DRY LEVEL」ノブでドライ音の量を調節します。

「TWEETER」ボタンでツイーターのON/OFFを行います。

「POWER CONTROL」スイッチで、パワー・アンプの出力をSTANDBY、1W、MAXの3種類から選択します。STANDBYを選択すると音がミュートされるため、音量含むセッティングを変更せずにステージを離れたい場合に便利です。

また、これらのコントロールで設定したサウンドは、「POWER」ボタンを長押しすることで3チャンネル × 2バンクの合計6種類まで保存しておくことができます。

豊富な入出力系統

SEND/RETURNはもちろんのこと、ヘッドフォン・アウト、AUX INなどの自宅練習を視野に入れた機能や、出力をDIRECT、PRE、POSTの3種類から選択できるXLR出力など、ユーザーのニーズに合わせた様々な入出力系統を備えています。
本機のパワーアンプのみを使用できるPOWER AMP IN端子や、別売りのBluetooth Audio MIDI Dual Adaptorを接続することで音楽の再生やエフェクトのエディットをスマートフォン、タブレットなどから行えるBluetooth ADAPTOR端子、直接Mac/PCと接続して録音、エフェクトの編集を行うことができるUSB端子など、小規模なギグから自宅でのレコーディング、練習など、1台でマルチに使える機能を取り揃えています。