メーカー | Marshall |
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カテゴリ | アンプヘッド , 小型アンプヘッド |
発売時期 | 2025年4月 |
価格 | 275,000 円 (税込) ※1 |
Marshall SN20H(Studio 900 Head)は、1990年代の名機JCM900のサウンドと回路構成を、現代のプレイヤーのために20Wクラスで再構築した小型フルチューブ・アンプヘッドです。オリジナルJCM900譲りのクリアなクリーンからパンチの効いたハイゲインまで幅広い音作りが可能、出力は最大20Wで、5Wや1W未満に切り替えられるパワーリダクション機能を搭載。軽量で可搬性にも優れ、自宅練習からスタジオ、ライブまで最適な音量で真空管サウンドを楽しめます。
往年のJCM900サウンドを現代スペックで求めるギタリストや、コンパクトなヘッドで本格的なマーシャル・トーンを追求したいプレイヤーに最適です。
SN20Hは、2チャンネル仕様(クリーン/クランチ&ハイゲイン)で、JCM900の持つエッジの効いたクランチ、艶やかなクリーン、そして90年代的なパンチのあるディストーションまで、伝統的なJCM900のサウンドを忠実に再現します。プリアンプのECC83とパワー部の5881によるサウンドは、100W級JCM900のバルブトーンを20Wで実現し、濃密なクランチや咆哮するリードトーンも出力可能です。
パワーリダクション機能により、5Wや1W未満の出力でも真空管特有のリッチな倍音やコンプレッション感を損なわず、夜間や宅録環境でも本格的なドライブサウンドを楽しめます。クリーンチャンネルはゲインを上げればウォームなクランチに変化。リードチャンネルではJCM900らしい中域の押し出しと抜けの良いハイゲインが得られ、パンク、オルタナ、ハードロック、メタルまで幅広く対応します。
フロントパネルには各チャンネル独立のゲイン&ボリューム、共通の3バンドEQ(Bass/Middle/Treble)、Presence、リバーブ(アナログスプリング)を搭載。チャンネル切替やリバーブON/OFFは付属のフットスイッチで瞬時に操作できます。
背面には、スピーカーアウト(16Ω、8Ω、4Ω対応)が5系統、エフェクトループ(Send/Return、-10dBV~+4dBuで調整可能)、プリアンプ信号を外部パワーアンプに送るDIアウト、キャビネットエミュレート付きのRecording Compensated Line Outを装備。これにより、外部キャビネットやPA、オーディオインターフェースへのダイレクト接続も容易です。
SN20C
SN20Hはアンプヘッド型で、外部キャビネットと組み合わせて使用する設計です。これにより、好みや現場に応じて様々なスピーカーキャビネットを選択でき、音色のバリエーションを追求したいプレイヤーに適しています。対してSN20Cは、同じ回路構成・出力仕様ながら、12インチCelestion G12T-75(16Ω、75W)スピーカーを内蔵したコンボタイプで、キャビネットを別途用意せずにそのまま使用できます。
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Marshall SN20C
SN20Cは一体型ゆえの手軽さと設置性が魅力ですが、SN20Hは約11.2kgと軽量で、持ち運びや現場での柔軟な運用が可能です。両モデルともパワーリダクション、エフェクトループ、リバーブ、ラインアウトなどの機能は共通しており、用途や好みに応じて選択できます。
出力 | 20W / 5W / 1W |
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仕様 | ■真空管:ECC83 x 2, ECC83 x 1 (phase splitter) , 5881 x 2 ■スピーカーアウト(16, 8, 4Ω)、LINE OUT ■寸法:510 (W) x 245 (H) x 240 (D) mm ■重量:11.2kg |
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