Dept.10 AMPED2は、ドライブ、モジュレーション、ディレイ、リバーブを搭載した100Wのペダル・アンプです。パワー・リダクションやXLR、USB出力、DSPスピーカー・シミュレーターを搭載し、いかなるシチュエーションにおいても活躍するオール・イン・ワンの一台です。


チューブ・アンプ本体とスピーカー・キャビネットの相互作用を再現したBlackstar独自のハイ・ヘッドルーム設計により、8Ωでも16Ωでも常に最高のパワーとサウンドを提供します。また、Blackstarの特許であるレスポンス・コントロールは、パワー・バルブのレスポンスとギター・アンプのダイナミクスを明確に区別し、リアルなサウンドを出力します。
アンプのヴォイシングの変更もスイッチ一つで簡単に行えます。60年代半ばのFenderアンプにインスパイアされた「USA」、60年代初期の英国製クラスAアンプをベースにした「UK」、伝統的なブリティッシュ・スタイルのドライブが魅力の「CLASSIC」の3種類が搭載されており、3バンドEQを含むアンプ・セクションのコントロールと合わせて幅広いサウンドメイクが可能です。


歪み、モジュレーション、ディレイ、リバーブの4種類のスタジオ・クオリティのエフェクトを内蔵しています。搭載されているフット・スイッチを長押しすることでディレイとリバーブはフリーズ、モジュレーションはより強い効果に変化するなど、一台で多様なサウンドを実現できます。また、ディレイとリバーブのフット・スイッチの間にはミニ・ディスプレイも装備しており、現在の設定や非表示のパラメータの視覚化、チューナーの利用が可能です。
「DRIVE」にはブースト、ドライブ、ファズを切り替えるトグル・スイッチを搭載。必要なゲイン量、キャラクターに合わせて柔軟に歪みをスイッチできます。モジュレーション・セクションにはコーラス/フランジャー、トレモロ、フェイザーが、リバーブ・セクションにはルーム、スプリング、プレートと各エフェクトの主要なタイプが一通り揃っています。ディレイについても同様で、鮮明なフィードバックのLINEAR、温かみのあるANALOG、幽玄な響きのSHIMMERの3種類から選択できます。


もはやBlackstarの代名詞的なテクノロジーとなった「CabRig」次世代DSPスピーカー・シミュレーターは、無料の付属ソフトウェア「Architect」でキャビネット、マイク、ルームのシミュレーションを細かくセッティング可能で、XLR端子はもちろんのこと、USB経由でもオーディオ・インターフェイスなしで簡単に出力できます。USB出力は遅延の少なさという点でも秀でており、PC/Macと接続するだけでDAWにお気に入りのトーンをストレスフリーで録音できます。
また、Architectではリバーブのカスタマイズ、ディレイのトレイルのON/OFF切り替えなどエフェクトのエディットも行えます。


「RESPONSE」のスイッチではパワー・バルブ・シミュレーションの変更が可能です。EL84、EL34、6L6の3種類から選択可能で、実機では手間のかかるトーン・メイクもスイッチひとつで簡単に実現します。
パワー・リダクションにも対応しており、出力を100W、20W、1Wから選択することができます。100Wでは大きすぎる自宅での練習など、いかなるシチュエーションにおいても最高の音色を提供します。


入出力系統も豊富で、幅広いルーティングや用途に対応できるのも強みです。XLR出力やUSB端子、エフェクト・ループはもちろんのこと、MIDIイン/スルーやDC9V出力も装備しており、ペダルボードに組み込んで他のエフェクターへの給電も行えます。