SVT-3PROは、ベースアンプの一大ブランドAMPEGを代表するSVTシリーズの中でも最も人気なモデル。伝統的なアンペグ・サウンドを核としながらもモダンな技術を取り入れ、様々なジャンルに幅広く対応するサウンドキャラクターを持ったベース用アンプヘッドです。
リハーサルスタジオやライブハウスにも常設されることの多い「SVT-3PRO」。プリアンプには真空管を、そしてパワーアンプにはトランジスタを採用するハイブリット構造を持ち、450Wの大出力と搭載された真空管によって、オールドSVTのような暖かみのある王道のロックサウンドからヘヴィなロックにも対応するドンシャリサウンド、フラットなサウンドまで幅広く音作りが可能です。
バランスの良い9バンドEQ(33hz, 80hz, 150hz, 300hz, 600hz, 900hz, 2kHz, 5kHz, 9kHz)はEQスイッチをOFFにすることでバイパス状態となります。
このグラフィックEQとは別に、50Hzを±12dBブースト/カットするBASS、5kHzを±14dBブースト/カットするTREBLE、キャラクターの異なる5つの中音域(1=220Hz、2=450Hz、3=800Hz、4=1.6kHz、5=3kHz)から1つを選択し±15dBのブースト/カットに対応するMIDRANGE/FREQUENCYという3バンド・パラメトリックEQを装備し、基本的にはこちらで音作りを行います。
さらに2kHzが+6dBプッシュされるBRITスイッチ、AMPEGアンプの大きな特徴であるULTRA LO/HI(5kHzを+6dB上げ高音域を強調するHI、40Hzを+2dB上げ500Hzを-10dBカットし低音域を強調するLO)スイッチを装備。音量調節はINPUT GAIN、MASTER VOLUMEの他に、TUBE GAINというパワーアンプの前に位置するゲイン調節ツマミを装備するなど、充実しています。
接続端子も充実しており、PRE/POSTスイッチを搭載したラインアウト端子の装備によって、アンプヘッドからの出力には積極的に作り込んだ音を、PAミキサー卓へ直接送る信号にはEQを通さないラインの音を、個別に出力することができます。
またエフェクトループ搭載、チューナーアウト端子によってチューナーだけ独立して繋ぐことができるなど、リハーサルやレコーディングでの使用はもちろん、ライブパフォーマンスをサポートする機能がしっかりと搭載されています。
[tubepress mode=”tag” tagValue=”AMPEG SVT-3PRO”]
出力 | 450W / 275W |
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仕様 | ■コントロール:GAIN, BASS, MIDRANGE/FREQUENCY(1/2/3/4/5), TREBLE, MASTER, TUBE GAIN, 9バンド・グラフィックEQ, MUTEスイッチ, EQスイッチ, HI/LOスイッチ, BRITスイッチ, -15dBスイッチ ■接続端子:LINE OUT(XLR BALANCE OUT/PHONE UNBALANCE OUT)、TUNER OUT、FOOT SW、PRE/POSTスイッチ、SESND/RETURN ■真空管:12AX7×4、12AU7×1 ■エフェクトループ ■寸法:483W × 89H × 394D mm ■重量:約11.7kg |
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