Fender TONE MASTER SUPER REVERBは、人気の定番アンプ「Super Reverb」にFender社独自の「Tone Master」モデリング技術を搭載した本機は、従来のチューブ・アンプの特製や挙動はそのままに、モダンなニーズに合わせて機能性を大きく高めた一台です。
特筆すべきはその重量です。現行の「’65 Super Reverb」が29.48kgであるのに対し、本機は16.33kgとかなり軽量化されており、片手でも持ち運べる重さにまで削られています。サイズの問題さえクリアできれば、大型アンプ特有の低音、箱鳴り感をステージやスタジオにも比較的簡単に持ち込むことができます。
フロントのコントロールは現行の’65 Super Reverbと同一です。チャンネルは「NORMAL」と「VIBRATO」の2チャンネルで、どちらのチャンネルにもインピーダンスによって使い分ける2つのインプット、ボリューム、ベース、トレブルのコントロール、サウンドのキャラクターを明るく変化させる「BRIGHT」スイッチは共通しています。「VIBRATO」にはミドルのコントロール、そして1ノブのリバーブと「SPEED」と「INTENSITY」のコントロールを備えたトレモロが追加されており、より柔軟な音作りを行うことができます。
背面には0.5/1/5/12/22/45Wから出力を選択できる切り替えスイッチが備わっており
、会場や環境に合わせて音量のコントロールを行うことができます。ステージやスタジオはもちろんのこと、大きなサウンドが出せない自宅などの環境でも活躍してくれるスイッチです。
XLR出力やキャビネットのタイプが2種類から選べるIRラインアウトも搭載しており、’65 Super Reverbにはなかったモダンな機能が多く追加されています。
従来の一般的なFenderのチューブ・アンプとは違い、LEDが通常動作時、ウォームアップ時、ミュート/サイレント・モード時にそれぞれ異なる色で点灯するため、アンプの状態を視覚的に把握しやすくなっています。
出力 | 45W |
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仕様 | ■コントロール:Normal Channel: Bright Switch, Volume, Treble, Bass; Vibrato Channel: Bright Switch, Volume, Treble, Middle, Bass, Reverb; Vibrato: Speed, Intensity ■付属:カバー、2ボタン・フット・スイッチ ■電源:100V JPN ■スピーカー:10" Jensen® P10R with Alnico Magnet ■寸法:62.9(W) × 63.8(H) × 26.7(D) (cm) ■重量:16.33kg |
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