YAMAHA THRシリーズのスタンダードモデル「THR10」は、大型ステージアンプに匹敵する迫力ある音色が小音量でも得られ、室内練習やアウトドアでも好きなときに好きなところでギター演奏を楽しむことができる「第3のギターアンプ」。コンパクトなボディに優れたエフェクト、独自開発の「エクステンデッドステレオ」機能を搭載し、広がりある高音質なステレオサウンドを楽しむことが可能です。その他USBオーディオインターフェイス機能、電池駆動、チューナー搭載など、オフステージに必要な機能を網羅したギターアンプとなっています。
アンプモデルはクリーン、クランチ、リード、ブリティッシュハイゲイン、モダンの5種類に加え、ベースアンプモデリング、エレアコ用マイクモデリング、モデリングを通さないフラットなサウンドを搭載。ギターだけでなくベースやアコギをつないで演奏することもできます。
エフェクトはディレイ/リバーブと、コーラス/フランジャー/フェイザー/トレモロの2系統を装備。さらに有名DAWソフト「Cubase AI」が付属し、「THR10」をUSB経由でパソコンと繋いでオーディオインターフェイスとして使用すれば、すぐにパソコンで音楽制作を始めることができます。
2019年10月、第二世代モデル「YAMAHA THR-IIシリーズ」の登場につき生産完了。
出力 | 10W (5W+5W) |
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仕様 | ■コントロール:AMP, GAIN, MASTER, BASS, MIDDLE, TREBLE, EFFECT, DLY/REV, GUITAR OUTPUT, USB/AUX OUTPUT, USER MEMORYスイッチ x 5, TAP/TUNERスイッチ ■アンプモデル:CLEAN, CRUNCH, LEAD, BRIT HI, MODERN, BASS, ACO, FLAT ■エフェクト:CHORUS, FLANGER, PHASER, TREMOLO, DELAY, DELAY/REVERB, SPRING REVERB, HALL REVERB ■接続端子:AUX IN、 USB ■タップテンポ機能 ■クロマチックチューナー ■電源:電源アダプター、単三電池 ■寸法:36Wx18Hx14Dcm ■重量:2.8kg |
No.1744:通りすがりのギタリスト 2013年6月5日
友人がYamaha THR10を購入したので、色々遊ばせてもらった。
見た目はおしゃれなランチボックスのようなルックスで内部が真空管のようにオレンジ色に光るギミックまであったのでルックスは申し分無い。モデリングの種類はCLEAN/CRUNCH/LEAD/BRIT HI/MODERNというギターアンプのモデリングが5種、BASS/ACO/FLATというベースアンプ、エレアコ用、モデリング無しのフラットの3種があってベースやエレアコ用もあるのはギタリストにとって非常に有り難い。
CLEANからMODERNに上がるごとに歪み度も増すモデリングとなっている模様。クリーンは普通に綺麗な音が出るので良かった。
驚いたのがMODERNや BRIT HIが結構良い感じに歪んで小さい音でも気持ち良く弾けるところ。 MODERNはメサブギー風なハイゲインサウンドを楽しめるので、メタル好きな私としては有り難い。
ブルージーにキメたいならCRUNCHがおすすめ。また、最初から付いているエフェクトの掛かりが非常に良い。THR10は小さいながらも、ステレオ感が非常に出ているので、リバーブや、ディレイの音の広がり方がとても良かった。
また、チューナー機能やPCと繋ぐためのオーディオインターフェイス機能が付いていて実用的な機能も多い。
弱点としては、CLEANから他のアンプモデリングに切り替えた際に、音量が違う所が気になった。(CLEANの音が小さめ)でも、音楽制作ソフト「Cubase AI」を同梱されていてこの価格ならお安いのではないだろうか。非常に欲しくなったので1万円くらい安い機能を押さえたTHR5も含めて検討中・・・。