往年のサウンドを再現したアンプ・モデリング/高品位エフェクト/チューナーなど豊富な機能を装備し、アンプとは思えない程に小さく軽量なYAMAHAの自宅練習用デスクトップ・アンプ「THR」シリーズ。2011年に登場し一躍人気シリーズとなった同モデルに、ライブパフォーマンスに最適化されたアンプヘッド 「THR100H」「THR100HD Dual」2機種が登場しました。
THR100Hはその名の通り100Wと大出力を誇りながら、重さ3.6kg(Dual は4.2kg)と非常に軽量でライブハウスへの持ち運びに便利なソリッドステートタイプのアンプヘッド。旧モデルで培われたYAMAHAのVCMテクノロジーによって、クリーンからハイゲインまでの5種類のアンプタイプ/5種類の真空管タイプ/エフェクト3種類を選択して音作りを行います。
定評あるアンプモデリング・サウンドと、エフェクトはステージを意識した3種類のブースター/4種類のリバーブ/ノイズゲートを(旧モデルに比べてモジュレーションなどが減らされています)、付属する専用3フットスイッチで操作します。
スピーカーアウト搭載、USB端子からPCに繋げばオーディオインターフェイスとしても動作、専用エディターで細かな音作り、スピーカーシミュレーション機能によってラインアウト出力でもキャビネット〜マイクを通して録音したかのようなサウンドを実現しレコーディングにも活躍するなど、自宅での使用にもフル活用できる「至れり尽せり」のアンプとなっています。
専用キャビネットTHRC112, THRC212も同時リリース。
THR100H:1ch仕様
THR100HD Dual:独立2ch仕様、50W+50Wのステレオ出力に対応
【アンプタイプ】
SOLID:クリアなトーンのソリッドステート
CLEAN:豊かなクリーントーンのアメリカンコンボアンプ
CRUNCH:明るくダイナミックな歪みのブリティッシュコンボアンプ
LEAD:ミッドレンジが強調された往年のブリティッシュアンプ
MODERN:アメリカンハードロックなスタックアンプ
【真空管タイプ】
EL34:中高域の音抜けがよい、ブリティッシュアンプに採用される
6L6GC:中域の粘りが特徴的なアメリカンアンプ
KT88:歪みにくくジャズからメタルまで対応できる
EL84:柔らかいドライブが特徴、ブリティッシュコンボアンプに採用される
6V6:アメリカン小型コンボアンプに採用される
出力 | 100W |
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仕様 | ■コントロール:AMP TYPE、BOOSTER、GAIN、MASTER、BASS、MIDDLE、TREBLE、PRESENCE、REVERB LEVEL、【リア】TUBE TYPE、Class A/AB切替、25/50/100W切替、インピーダンス切替 ■接続端子;スピーカーアウト、フットスイッチ、エフェクトループ(シリアル/パラレル)、ラインアウト(USB / XLR) ■A/Dコンバーター:24bit、44.1kHz ■寸法:W445 x D248 x H95 mm/W445 x D248 x H125 mm ■重量:3.6 kg/4.2kg |
Hughes&Kettner Black Spirit 200
No.5727:通りすがりのギタリスト 2015年11月6日
楽器店で試奏したとは言え半信半疑での購入でした。
結論から言えばもう真空管アンプは必要ないと言うほどの出来栄えです。
所有しているブティックアンプと調整しながらセッティングすると、
切り替えて使ってもほぼわからないレベルまで出来ました。
ライブで使ってもモデリングアンプと見破れる方はいないと思います。
注文をつけるとしたら、ブースターを細かくセッティングできると、より良いと思います。これはソフト上の問題なのでヤマハさん是非よろしくお願いします。