Peavey invective MHInvective 120を小型・軽量にモディファイした20Wハイゲイン・アンプヘッド

Peavey invective MH
メーカー
カテゴリ 小型ヘッドアンプ
発売時期 2020年11月
価格 81,010 (税込) ※1

PEAVEY Invective MHは、PeripheryのギタリストであるMisha Mansoor氏とPEAVEY社の共同開発によるアンプ第二弾「Invective 120」のサウンドを小型・軽量にモディファイした、20Wハイゲイン・アンプヘッドです。

PEAVEYの新たなハイゲイン・サウンドを超小型・軽量アンプで

小型ながらも、オール・チューブ・のプリ・アンプとパワー・アンプを搭載しており、低出力ながらも同社の「Invective 120」で好評だったトーンを忠実に再現しています。このアンプの大きなメリットは、やはりこのサイズと重量です。「Invective 120」のサイズは678(W) × 300(D) × 254(H)mm、重量は21.9kgと大きく、一人で運ぶには少々厳しい重さでした。それに対してこの「Invective MH」は大幅にサイズダウンし、重量は半分以下にまで抑えられています。高品位なハイゲイン・サウンドを手軽に持ち出して使用できるのは非常に魅力的です。

小型のアンプながら2チャンネル搭載

invective MH:フロントパネル

本機はクリーン・チャンネルとリード・チャンネルの2チャンネルを搭載しています。
チャンネルを選択はフロント・パネルの「CHANL」スイッチで行います。スイッチが押し込まれた「IN」の位置でリード・チャンネルが、「OUT」の位置でクリーン・チャンネルが選択されます。またチャンネルの選択は付属のフット・スイッチでも行うことができます。フット・スイッチを使用してチャンネルを切り替える際には、「CHANL」スイッチを「IN」の状態にしておく必要があります。

ペダルとの相性抜群のクリーン・チャンネル

クリーン・チャンネルは、「Pedal-Friendly Design」というコンセプトの元、エフェクター類との相性を考えて開発された、癖のないピュアなクリーン・サウンドです。

コントロールは「GAIN」と「LOW」、「HIGH」のイコライザーのみとシンプルで、コンセプト通りコントロールに関しても足元でサウンド向きのシンプルなものとなっています。

名機のサウンドを継承したリード・チャンネル

リード・チャンネルはエディ・ヴァン・ヘイレンも愛用したPEAVEYの名機「6505」を継承した、深い歪みが得られるチャンネルです。

「LEAD PRE-GAIN」はリード・チャンネルの入力レベルをコントロールし、歪みの量を調節するノブです。
リードチャンネルのイコライザーはクリーン・チャンネルが2バンドであるのに対し、「LOW」、「MID」、「HIGH」の3バンドとなっています。
「POST-GAIN」はリード・チャンネルの出力レベルを調節します。ボリュームの設定や、2つのチャンネルの音のバランスをとるのに使用します。「GAIN」という単語が入っているため分かりづらいですが、通常のアンプの「VOLUME」と同じ機能と考えるのがよいでしょう。

「MASTER」カテゴリの「RESONANCE」と「PRESENCE」の2つのノブは、パワー・アンプのダンピング・ファクターを調整することができます。ダンピングとは、信号が消失した後にアンプがスピーカーのコーンの動きを制御する能力のことです。影響を受ける周波数帯では、高いダンピング・ファクターは低いダンピング・ファクターよりも早くコーンの振動を抑えることができます。アンプの実際のダンピング・ファクターは、ノブを上げていくと減少していきます。「RESONANCE」ノブは低音域に作用し、「PRESENCE」ノブはパワー・アンプの高音域のレスポンスにのみ作用します。

「GATE」スイッチはゲート機能のON/OFFを切り替えるスイッチです。単なるノイズ・ゲートではなく、「BOOST」スイッチと組み合わせて使用することで、真空管の歪みをコントロールしつつ、ハイゲインなセッティングであっても正確なミューティングを実現することができます。

「TIGHT」スイッチはTIGHT機能を有効にするスイッチです。TIGHT機能はリード・チャンネルのゲインを下げEQを変更することで、オリジナルの「Invective 120」のクランチ・チャンネルを模倣した擬似的な第3のチャンネルを作り出し、通常のリード・チャンネルとは一味違ったハイゲイン・サウンドを提供します。

「BOOST」スイッチはブースト機能のON/OFFを切り替えるスイッチです。「Invective 120」と同様に、このリード・ブーストはTSスタイルのブーストに似ています。

これらの「GATE」、「TIGHT」、「BOOST」スイッチの値はフロント・パネルのスペースを節約するためにあらかじめ固定されています。

パワー管の状態がひと目でわかる「T.S.I.回路」

このアンプにはT.S.I.(Tube Status Indication)回路が搭載されており、「TSI T1 / T2」のLEDは、パワー管のEL84それぞれが正常に作動しているかどうかを示します。通常は緑色に点灯していますが、スタンバイ時や不具合を検知した場合、例えばバイアスが正しくないばいいや経年劣化による定電流、フィラメント・ヒーターの供給不足などの場合には赤く点灯し、異常があることをプレイヤーに知らせます。
この回路を簡単に説明すると、LEDは通常の動作モードでは緑、その他のモード(以下を含む)では赤になります。この回路を簡単に説明すると、LEDは通常の動作モードでは緑色に点灯し、それ以外のモードでは赤色に点灯します。

様々なニーズに対応する機能豊富なバック・パネル

invective MH:リアパネル

「POWER OUTPUT」3ポジション・スイッチは、アッテネーターを制御し、アンプの最大出力を定格出力の100%、25%、5%の間で切り替えることができます。つまり、出力をそれぞれ20W、5W、1Wに変更することが可能で、比較的小さな音量でもパワー部をハードに駆動することができ、パワー・アンプ特有のオーバー・ドライブが得られます。また、出力を低く設定した場合には、スピーカーのドライブ量の減少に伴いダンピング・ファクターが変化するため、「RESONANCE」と「PRESENCE」ををわずかに足すとより良いトーンが得られます。

「IMPEDANCE SELECTOR」スピーカー/キャビネットのインピーダンスを8Ωまたは16Ωから選択するスイッチで、直下の「SPEAKER OUTPUT」端子にスピーカー・ケーブルを使用して外部のキャビネットに接続します。本機は12インチ一発の小型のキャビネットはもちろん、4 × 12のスタック・タイプのキャビネットを使用した場合にも素晴らしいトーンを生みます。

「SPKR ENABLE / DEFEAT」スイッチは「SPEAKER OUTPUT」に接続されたスピーカーやキャビネットへの信号を遮断し、その出力を内部のダミーロードにリダイレクトする機能です。これにより、音を出すことなくMDSI出力、USB出力、ヘッドフォン出力からの信号で演奏をモニターすることが可能になり、より小さな音量での演奏や録音が可能となります。また、「SPEAKER OUTPUT」にキャビネットを接続していない状態でアンプを使用する場合は、必ずこの機能を使用する必要があります。

「HEADPHONE OUTPUT」は一般的なヘッドフォン/イヤホンを接続するためのステレオ・ミニ・ジャックですが、出力される信号はMSDI回路から派生したもので、12インチ・ギター・スピーカーのようなトーンになるようにフィルターされています。

「MSDI OUTPUT」の「MSDI」とは「MIC SIMULATED DIRECT INTERFACE」の略で、スピーカーのコーンから約3インチのところに置かれたマイクの音をシミュレートし、実際にステージでアンプにマイキングした際に拾ってしまうような、他の楽器から音が入らず、正確でかつ純粋な信号をミキシング・コンソールに送ることができます。この出力には電源を必要とせず、あらゆるミキシング・コンソールで安全に使用できます。また、ホーム・レコーディングにも役立ちます。

「GROUND LIFT」をONにすると、グランド・ループによるハム音、ノイズを抑えることができます。

モダンなアンプには必須のFXループも、この小ささと軽さながら搭載しています。

フットスイッチで簡単にボタンを切替

フットスイッチ・ジャックには、同社の「Multi-Purpose 2-Button Footswitch w/LED’s」を2つまで接続できます。また、本機にはフット・スイッチが1つ付属しています。以下が2つのジャックそれぞれにフット・スイッチを挿入した場合の、それぞれのボタンの挙動です。

「CHNL/TIGHT」
1 … フロント・パネルでの操作時に、クリーン・チャンネルとリード・チャンネル(3)を選択する。
2 … フロントパネルでTIGHT(5)機能を選択します。

「BST+GATE/LOOP」
1 … エフェクト・ループのアクティブ/バイパスを切り替えます。フット・スイッチが接続されていない場合はデフォルトでエフェクト・ループがアクティブになります。
2 … 「BOOST」、「GATE」スイッチの機能を、フロントパネル上でどちらかが押し込まれている状態に合わせてON/OFFします。例えば両方のスイッチが押し込まれている場合には、フット・スイッチを押した際には両方の機能が作動し、どちらか一方のみが押し込まれている場合は、フットスイッチを押したときに押し込まれている方の機能のみが作動し、どちらのスイッチも押し込まれていない場合は、フット・スイッチの効果はありません。

録音デバイスとしても使用可能

「MICROPHONE SIMULATED USB AUDIO RECORD OUTPUT」に標準的なUSB 2.0ケーブルをコンピュータに接続するだけで、ドライバーの追加等も必要なく、アンプをオーディオ・デバイスとして使用できます。出力はMSDIから派生したものなので、コンピューター上でも素晴らしいサウンドが得られます。「POWER OUTPUT」や「SPEAKER ENABLE / DEFEAT」スイッチの設定に関わらず、USBから出力される信号のオーディオ・レベルの差はほとんど一定であるため、アンプの出力を5%にしたり、無音にしたりしてもしっかりとした信号を録音することができます。USB出力からの信号の実際のレベルは、フロント・パネルのコントロール類に依存し、出力されるサウンドはUSBのヘッド・ルーム内に収まるように調整されています。

出力 20W
仕様 ■コントロール:
CLEAN … GAIN, LOW, HIGH
LEAD … CHANL Switch, GATE Switch, TIGHT Switch, BOOST Switch, PRE GAIN, LOW, MID, HIGH, POST GAIN
MASTER … RESONANCE, PRESENCE
バック・パネル … POWER OUTPUT Switch, IMPEDANCE Selector, SPEAKER ENABLE / DEFEAT Switch, GRND LIFT
■真空管:パワー管 … EL84 × 2, プリ管 … 12AX7/ECC83 × 3
■スピーカーアウト:8, or 16Ω
■寸法:185(D) × 356(W) × 197(H) (mm)
■重量:8kg

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