Torpedo Captor Xは、真空管アンプから音を出さずにレコーディングできるロードボックス/アッテネーター「Torpedo Captor」に、スピーカー・キャビネット・シミュレーターとIR機能、さらにエフェクトを加えたモデルです。
従来製品「Torpedo Captor」と同様のサイズ感と筐体、そして基本性能を継承。
Torpedo Captor X でできることを順に見ていきましょう。
8Ωロードボックス
本機をアンプのスピーカー・アウトに繋げば、キャビネットを繋がなくても、真空管アンプをキャビネットに繋いだ時のような「本物のスピーカー・キャビネットのような音」を出力できます。小音量・無音で使うことができるため、昼夜時間を問わず自分の好きな時間に録音作業ができます。
アッテネーター
スピーカー・キャビネットを使っている時、キャビネットから出る音音量を小さくできる機能です。真空管アンプを大音量で鳴らした時のサウンドは何物にも代えがたいですが、環境にあわせて小音量にしなくてはならない場合でも、最高のサウンドで演奏できます。-20dB / -38dB の2段階の設定が可能、ステージや自宅など環境にあわせてセッティングできます。
バーチャル・キャビネット
「Torpedo Captor X」から搭載される新機能。
スピーカー・シミュレート機能によって、32個のバーチャル・キャビネットが利用可能。集音マイクは8本の中から最大2本を選んでマイク位置を設定することもできます。Two notesのサイトで追加のキャビネットを購入することもできます。
また512種類のIRデータが用意され、パソコンのTorpedo Remoteアプリでデータを読み込んで使うことが可能。好みのサードパーティIRを使うこともできます。
ギターキャビネットは以下
- Angl Pro30:Engl 4×12″Celestion Vintage 30
- Angl VintC:Engl 4×12″
- BDeLuxe:Fender Blues Deluxe
- Brit 65O:Marshall 1965A 4×10″ Celestion G10L-35 open back
- Brit VintC:Marshall Slash Signature 4×12″ with Celestion V30
- Calif StdC :Mesa/Boogie Rectifier Standard 4×12″ Celestion V30 closed back
- Eddie:Peavey 5150 2×12″ Sheffield 1200
- Eggbeater:Egnater Tourmaster cabinet
- FastBack:4×12″ cabinet with Celestion Pre-Rola G12M Greenback
- Forest:Elmwood 2×12″ cabinet with Celestion V30
- Free Rock2:VHT Deliverance 2×12 Eminence P50E
- GreenArtC:Marshall 4×12″ for JMP Amplifier
- GreenTri:Hughes&Kettner Triamp 4×12″ with Celestion Greenback
- Jazz120:Vintage Roland JC120 2×12″
- JubilGreen:Marshall 2556AV 2×12″ Celestion Greenback
- Kerozen:Diezel 4×12″ Celestion G12K-100
- RackHeroJP:Custom Audio Amplifier 2×12″ with Celestion Vintage 30
- Rand RD412:Randall Signature Series 4×12″ angled with Celestion Greenback
- SilverJen:Fender Twin Reverb® 2×12″ with Jensen speakers
- StrongBack:VHT Fat Bottom series cabinet P50E speaker
- Tanger 30C:PPC112HP 1×12″ Orange with Celestion Vintage 30
- The One:Brunetti Neo1512 1×15″ + 1×12″
- Vibro V30:Vintage 1961 Fender Vibrolux 1×12″ Celestion V30
- Voice 30:Original Vox AC30 JMI 2×12″ Celestion Silver Bell
- Watt FanC:Hiwatt 2×12″ Fane closed back
- XTCab:Bogner 4×12″ Celestion V30
ベースキャビネットは以下
- AluXL:Hartke XL 4×10″
- Bull Neo2:2×10“ cabinet
- Fridge9:Ampeg 9×10″
- Heaven Top:David Eden 4×10″ Markbass 2×10
- Marco:Markbass 2×10″
- New York:Markbass 4×6″
マイクは以下を用意しています。
- Dyn 57:ダイナミック・マイク Shure SM57
- Dyn 421:ダイナミック・マイク Sennheiser MD421
- Knightfall:コンデンサー・マイク Blue Dragonfly
- Cnd 87:コンデンサー・マイク Neumann U87
- Rbn160:リボン・マイク Beyerdynamic M160N
- Rbn121:リボン・マイク ruban Royer R121
- Dyn Bass 20:ダイナミック・マイク Electrovoice RE20
- Dyn Bass 52:ダイナミック・マイク Shure Beta52
エフェクト
「Torpedo Captor X」から搭載される新機能。
ノイズゲート、EQ(1バンド)、エンハンサー、リバーブ、ツイン・トラッカー(ダブル・トラックを自動で行う)といったエフェクトを搭載し、トーンに磨きをかけます。
その他
XLR端子はステレオ/デュアルモノを選択可能、MIDI対応。
上述のようにパソコン/スマホやタブレットから様々な設定を行うことができます。