メーカー | Fender |
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カテゴリ | コンボアンプ |
発売時期 | 2020年5月21日 |
価格 | 99,000 円 (税込) ※1 |
世界で最も愛されているチューブ・アンプ、HOT ROD DELUXE。ジャンルを選ばないこのアンプは、数えきれないギタリストたちに愛用されてきました。3チャンネルのホット・ロッド・チューブ・プリアンプと、マッチングをとったグルーブ・チューブ6L6をペア使用したパワー・アンプとを組合わせ、40Wの出力を供給。
12インチのフェンダー・スペシャル・デザインのスピーカーをシングルで使用、十分なガッツと音量、カラッと明るく澄んだクリーントーン、メタル以外の音楽には十分に対応できるオーバードライブ、フェンダーらしさもありながら現代的なサウンドが特徴、ヌケのよいアンプです。
しっとりとしたスプリング・リバーブも必聴。
2020年5月に登場した「IV」では、アンプ回路やリバーブコンポーネント、外装にアップデートが加えられています。
出力 | 40W |
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仕様 | ■コントロール:VOLUME , DRIVE , Treble/Bass/Middle , Master , Reverb , Presence ■スイッチ:Normal/Brightスイッチ , More Driveスイッチ ■真空管 : 3 x 12AX7(Pre), 2 x 6L6(Power) ■スピーカー:12インチ Celestion A-Type x1 ■純正フェンダー・リヴァーブ搭載 ■フットスイッチ ■入出力:Pre Amp Out/Power Amp In |
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Fender USA TONE MASTER 59 BASSMAN
Fender Tone Master Princeton Reverb
Fender TONE MASTER SUPER REVERB
No.2614:しろ 2014年3月6日
キャスターをつけての使用です。
畳部屋での使用では特に低音部分が逃げてしまっている状態でしたが、
アンプの大きさに合わせたウレタンマットとキャスター皿を敷くと音が前に飛ぶようになりました。
プリ管はエレクトロハーモニクス製の12AX7が3つ、
パワー管6L6が2つでそれぞれGROOVE TUBES製のオールチューブ、
スピーカーは1つでEMINENCE製となっています。
裏側にはスピーカーアウト端子があり、同じく本体裏の下にはスプリングリバーブがあり、黒い布のようなものが丁寧にかけられています。
個人的に便利と思うのが、裏側のバックパネルそのものにはコントロール端子などが無いので、
パネルを取り外すだけで基盤や真空管にアクセス出来るので配線などに煩わされる事なく簡単にメンテナンスやカスタマイズをする事が出来そうです。
コントロールノブはコントロールポットにマイナスネジで留められているので、
ノブ交換、掃除なども楽になっています。
特にコントロール部の下の面はミラー状になっていて汚れが目立ちやすいので、
掃除する時にありがたい配慮となっています。
ただボリュームコントロール部の右端にある電源ON/OFFとSTANDBYのレバースイッチになっているので、
手などが当たってスイッチが切り替わってしまう恐れがあるので心配です。
主にフルアコとの組み合わせでクリーントーン中心での使用ですが、
美しいサウンドというより、
リアリティのある明瞭なサウンドといった感じです。
より明るいサウンドが欲しい為、NORMALとBRIGHTスイッチで切り替えていますが、
しっかりとBRIGHTなサウンドが効いてくれる上、NORMALの時よりコードの分離感が出てきます。
このBRIGHTなサウンドはファンク、R&Bなどのコードカッティング、単音カッティングにも良いと思います。
ドライブはややコンプ感があるような感じでロックなどのバッキングにマッチすると思います。
これはFENDERっぽくない歪みで個人的にはリードでの使用は厳しいように思えます。
そこでアンプのコントロール部にあるMOREDRIVE切り替えスイッチか、
付属しているフットスイッチを踏む事でより歪みが増したサウンドが得られますので、
フットスイッチによってブーストする感覚でリード時にサウンドを盛り上げる事が出来、
エフェクター無しでもこのアンプだけバッキングとリードを明確に使い分けれると思います。
スプリングリバーブはアナログ感満載のものですが、
リバーブOFFの時の明瞭なサウンドから、鳴らした音に対して溶け込むようなリバーブになっています。
まさにオールマイティで現代的なサウンドにも対応出来ると思います。
またこのアンプに限らず、
音録りする時にマイキングする際にはiPhoneなどのライトを使って、
アンプ前面のグリルクロス(網部分)を照らすと中のスピーカーの位置が見えてマイキングがしやすくなります。
FENDERのロゴだけが入っているシンプルでカッコいい黒いアンプカバーもついていますので、
使わない時はカバーをかけて眺めているだけで楽しい気分になります。