2004年に初登場したフェンダーのベースアンプ「Rumble」シリーズは、自宅練習・ライブパフォーマンス・レコーディングと幅広い用途で使用でき、小型軽量かつリーズナブルな価格が魅力のラインナップです。同シリーズはあらゆるシチュエーションに対応できることから世代やジャンルを問わず幅広く受け入れられ、2010年、2014年と時代に合わせてバージョンアップを行ない、ベストセラーを続けるベースアンプです。
ここでは2014年のリニューアルモデル及び2018年に登場した最新シリーズを見ていきましょう。
2014年のリニューアルではゼロからの再設計を行いデザインも一新、クラシックなフェンダー・アンプの外観を保ちながらも軽量化・ラウドなトーンに対応しました。ラインナップは6種類(15/25/40/100/200/500W)のコンボアンプ、2種類(200/500W)のアンプヘッド、2種類(15インチ・スピーカー1基/10インチ・スピーカー4基)のキャビネット、計10種類のラインナップを用意。
コンボアンプは
を用意。
全てのモデルにAUXインプット、ヘッドフォン端子を搭載。40 以降は「Overdrive」スイッチ、XLRアウトプットを搭載しています。100Wのモデル以降はライブでも十分に使えます。
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出力 | 15W | 25W | 40W | 100W | 500W |
コントロール | Volume, Bass, Middle, Treble | Volume, Bass, Middle, Treble | Gain, Drive, Level, Bass, Low-Mid, High-Mid, Treble, Master Volume | Gain, Drive, Level, Bass, Low-Mid, High-Mid, Treble, Master Volume | Gain, Drive, Level, Bass, Low-Mid, High-Mid, Treble, Master Volume |
AUX IN | ミニ | ミニ | フォーン | フォーン | フォーン |
ヘッドフォン | ミニ | ミニ | フォーン | フォーン | フォーン |
OVERDRIVEスイッチ | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
BRIGHT CONTOUR VINTAGE スイッチ |
– | – | ○ | ○ | ○ |
XLR line out | – | – | ○ | ○ | ○ |
フットスイッチ | – | – | 対応 | 対応 | 対応 |
エフェクトループ | – | – | – | ○ | ○ |
フル/オフ/-7dBスイッチ | – | – | – | – | ○ |
スピーカー | 8″ Fender Special Design | 8″ Fender Special Design | 10″ Fender Special Design | 12″ Eminence Special Design | 10″ Eminence-Designed Ceramic Magnet x2基 |
重量 | 7.26 kg | 9.54 kg | 8.16 kg | 9.97 kg | 16.56 kg |
価格 | ¥ 12,600 | ¥ 15,300 | ¥ 27,000 | ¥ 42,300 | ¥ 82,800 |
表:Rumble2014 コンボシリーズ5機種の比較(価格は2018/3時点)
アンプヘッドは 200/500W 共に小型軽量で持ち運びが便利なモデル。
両モデル共にOVERDRIVEスイッチ/BRIGHT、CONTOUR、VINTAGEスイッチ/XLRアウトプット/ヘッドホン端子/AUXインプット/エフェクトループなど、コンボアンプの上位モデルと同等の機能を搭載、専用バッグが付属しています。
![]() 200 Head |
![]() 500 Head |
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出力 | 200W | 500W |
コントロール | Gain, Drive, Level, Bass, Low-Mid, High-Mid, Treble, Master Volume | Gain, Drive, Level, Bass, Low-Mid, High-Mid, Treble, Master Volume |
重量 | 2.04 kg | 2.27 kg |
価格 | ¥ 42,300 | ¥ 55,800 |
表:Rumble2014 アンプヘッド2機種の比較(価格は2018/3時点)
キャビネットは「Rumble 112 Cabinet」「Rumble 115 Cabinet」「Rumble 210 Cabinet」「Rumble 410 Cabinet」の4種類。マグネティック・アタッチメント・システムを採用、Rumble2014 アンプヘッドとの組み合わせに最適化されています。
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出力 連続/プログラム |
250/500W | 300/600W | 350/700W | 500/1000W |
スピーカー | 12″ Eminence Ceramic Magnet | 15″ Eminence-Designed Ceramic Magnet Speaker | 10″ Eminence Ceramic Magnet x2基 | 10″ Eminence Ceramic Magnet Speakers x4基地 |
重量 | 14.06 kg | 17.7kg | 17.7kg | 28.35 kg |
価格 | ¥ 42,300 | ¥ 42,300 | ¥ 49,500 | ¥ 58,500 |
表:Rumble2014 キャビネット4機種の比較(価格は2018/3時点)
Fender 2014 Rumble Bass Amps | Fender
Rumble Stage 800、Rumble Studio 40
2018年に新たにRUMBLEシリーズに加わった2機種。
Rumble Studio 40のコントロールパネル
基本性能は2014年モデルを継承しながらも、この2機種ではフェンダー初となる「Wi-Fi」機能を搭載。同じくWifiを搭載したエレキギター専用の「MUSTANG GT」シリーズとは姉妹モデルという関係で機能面でも同様となっています。Wi-fi機能の他、カラー液晶ディスプレイ/15種類のアンプモデル/40種類のエフェクト/チューナー・ルーパー/Bluetooth/4ボタン・フットスイッチ対応/専用アプリ「FENDER TONE」での音作りと、ベースアンプとして極めて多彩な音作りを可能にしてたデジタル・ベースアンプです。
2019年3月に登場した「RUMBLE LT25」は、Studio 40/Stage 800をベースにしたエントリーモデル 。こちらはWi-fi機能は非搭載ですが、豊富な音色や音質は上位機種と変わりありません。
![]() LT25 |
![]() Studio 40 |
![]() Stage 800 |
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Wi-fi | – | ◯ | ◯ |
出力 | 25W | 40W | 80W |
コントロール | GAIN, BASS, MIDDLE, TREBLE, MASTER | GAIN, BASS, MIDDLE, TREBLE, MASTER | GAIN, BASS, MIDDLE, TREBLE, MASTER |
スピーカー | “8 Bass Speaker | “10 FENDER Special Design | “10 Eminence Ceramic Magnet x2基 |
寸法 | 42.9 × 41.91 × 30.4 cm | 60.2 × 48.3 × 35.56 cm | |
重量 | 8.6kg | 17.7kg | |
価格 | ¥ 24,000 | ¥ 36,000 | ¥ 85,500 |
表:Rumble 2018年以降のモデル3機種の比較(価格は2019/4時点)
Blas Perez Demos The Rumble Studio 40 | Rumble Bass Amps | Fender
出力 | 15W〜500W |
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